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単独浄化槽について説明します。
浄化槽は通常、家を建築、改築する際に施工され、本体は地下に埋まっています。
蓋ののみが地上から見えるのが正常です。
少し離れたところに必ずブロアーがあり、重要な役目を果たしています。
単独浄化槽の水の流れの様子です。
図左端から流入した排水は、浄化槽内できれいに浄化され、放流されます。
イメージとしては排水が各層を出る度に少しづつきれいになっていくといったイメージです。
矢印が水の流れです次の項目で、より具体的に排水の流入から放流までの流れについて説明します。
浄化槽を横からみた際の断面図です。各項目について大まかに説明します。
(*1)沈殿分離室・・・汚物を固体と液体に分離します。
(*2)ばっき室・・・微生物の働きにより、汚水を浄化します。
(*3)沈殿室・・・汚物を浄化した微生物の死骸を分離します。
(*4)消毒室・・・放流する際最後に塩素により消毒します。
(*5)スカム・・・固体の汚物です。溜まってきたら引き抜き(清掃)が必要になります。
(*6)蓋・・・必ず浄化槽用の蓋を使用しロックして下さい。
(*7)ブロアー(浄化槽ポンプ)・・・微生物に空気を送ります。
浄化槽とは主に微生物(バクテリア等)の働きにより、浄化する作業がメインになります。
その作業をさせる為には、微生物に対する酸素の供給が不可欠です。
酸素の供給の役割をブロアー(浄化槽ポンプ)が果たします。
上の図は合併浄化槽の例ですが、基本的に単独であっても合併であっても浄化槽の機能は微生物(バクテリア)が汚物を食べて分解して汚水をきれいな水に戻すといった機能がメインになります。
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